由良野の森について

二つの由良野の森があります。

1.「自然と人の本来の関係性を求めていく」【特定非営利活動法人】『由良野の森』
2.自然と人との共生の【場】『由良野の森』
木を植えて、人と生き物が幸せに暮らす場所を作りたい。
シンプルで明快な想いから「由良野の森」づくりが始まったのは2003年でした。
一人の医師の想い(創始者の想い)をもとに少しずつ発展し、関わる人が増え【場】も【活動】も現在に続いています。
そして2017年7月には活動主体として特定非営利活動法人由良野の森が誕生しました。

人と自然の相互依存・共生関係の本来の姿を求めて

由良野の森は、2003年春 由良野の森の発起人である清水秀明氏〔松山市在住の医師〕が約3㌶の土地を購入し、1本の木を植えるところから始まりました。
その後土地の整備が開始され、翌年2004年3月には、地元にある二名小学校の卒業記念のための参加者も含め、約50人が参加し「鳥獣や昆虫などが住める環境を取り戻し、人が楽しめるだけでなく、そこに住む生き物のことも勉強できるように」とクヌギ・ナラを中心とした500本の植林が行われました。
2005年の2月には有志により、「木を育てる活動や、由良野の森の活動でのさまざまな活動に参加することで里山への理解を深めていく趣旨」のもとに、「ゆらの」という名の会がつくられました。翌3月には呼びかけによる参加者で梅や桜が植えられ、今では花見が出来るまでに育っています。
以来、たくさんの方々の応援参加をいただいたおかげで整備が進み、由良野の森は「自然と人の相互依存と共生関係の本来の姿を求めて」発展してきました。
2008年には「ゆらの」が出版した『由良野の森』(創風社)の書籍が出版されました。〈こちらからPDFですべて見ることができます〉
今後も、皆様のご協力をいただきながら増々の発展を目指したいと思います。