由良野の森の地図

由良野の森の最も高いところに少し切り開き（林冠ギャップ）ブナを植えました。
植林には多くの方が参加してくださり、見守ってくれています。
ブナは６，７年に一回の豊作以外は種の入手が困難と言われている、復元が最も時間がかかると言われている木です。
ブナを象徴とする拡大造林まで守られてきた森を復元していく、由良野の森第一歩のプロジェクトをここからスタートしました。

2016年夏。ハワイの伝統カヌー、ホクレア号に乗っていた内野加奈子さんに、ここで初めてのスターナビゲーションをしていただいたことがきっかけで（星見の丘）が出来ました。
南斜面の由良野の森。由良野第一遺跡（縄文遺跡）の近くにあるこの斜面からは、ほとんど360度の空を見ることができます。
天気の良い夜。
該当のない森で、降るような星空を見るのなら、ここがおすすめ。
テントを張った1人プラネタリウムを楽しむのもいいですね。

ゲストハウスから歩いて5分。水道、トイレはありませんが、電気が使える立派な小屋です。家族での滞在、長期滞在の方や、森のお手伝いに来てくれるボランティアさんたちの宿泊に使っています。
静かな夜、間違いなし

トムソーヤの冒険に憧れた。大草原の小さな家をみて、いつか自分で小屋を建ててみたいって思った。そんなココロを投影したツリーハウス。
ゲストハウスを建ててもらった棟梁の監修のもと、子供達と一緒に夏休みに作りました。
電気もガスもない（木の上の小屋）。
枝を駆け抜ける風の音と、遠く南の山々を見渡せる小屋。
足元に気をつけて、景色を楽しんで・・・という看板に込められた
思いは今も変わりません。
やっちゃいけない、ことだらけの危険回避過剰時代。
自己責任って言葉、使い方によっては好きではありませんが、どうぞ
気をつけてお楽しみください。
ご利用の際は、管理者までお問い合わせください。

ゲストハウスは森の玄関口にある建物は、森に集う人たちのために、2005年、由良野の森創設者清水秀明氏によって建てられ以来無償で貸与されています。
法人の事業で使用の他、（Tentsuki-place）が住宅宿泊事業（民泊）で運営管理しています。
工房天月に直接宿泊申し込いただけますし、「Airbnb」や、歩き遍路の保存を行なっているNPO法人ニュースタートの「お遍路ハウス四国８８」からも予約できます。宿泊やその他の利用は、工房天月までご連絡ください。

沖縄、八重山諸島。西表島で教わった染織をもとに平成17年オープン。明かりとり以外の電気を使わない、昔から続く手仕事。染め、織のほか、葛や苧麻からの天然繊維作り、糸績みのワークショップも開催しています。工房天月webサイトリンク
工房天月　電話・FAX　０８９２－２１－８０７６

由良野の森の中を四国遍路の道が通っています。（四国のみち：歴史・文化指向の国土交通省ルート　全長約1,300km）
最近は外国人の方のお遍路さんも多く、春と秋は気持ちの良い森の道をたくさんの方が往来されます。
遍路道MAP（愛媛県庁公式ホームページからのMAP）

由良野の森には久万高原町教育委員会が認定している縄文遺跡が２箇所あります。
今でも雨上がりなどに土器のかけらが出ることがあり、2011年には地元の小学校と松山市考古学博物館の共催で学習会を開催しました。
森の開墾中に見つかった縄文草創期の槍先は、現物も保管しています。関心のある方は事務局までお問い合わせください。