森・川・海・人をつなぐ講演会とシンポジウム

第6回森の復元プラットフォームセミナー

森・川・海・人をつなぐ講演会とシンポジウム

第一部 講演 【森は海の恋人~人の心に木を植える】
第二部 シンポジウム 【常若の心~いのちの繋がりを山川花木と考える~】
第三部 交流・意見交換会

日時:2022/11/28(月) 13時開場
第一部 13:30~14:30
第二部 14:45~16:00
第三部 16:15~17:00
場所: 別格6番 龍光院 (愛媛県宇和島市天神町1-1)

第一部 講演 【森は海の恋人~人の心に木を植える】

東北の海辺に暮らす畠山さんは、代々カキの養殖を生業にされています。
海の恵みで暮らし、その変化を自然の中で感じる中で(海と森)のつながりに気づかれました。40年近く前のことです。森(山)で暮らす人たちとの交流を深め【森】と【海】がお互いに切っても切れない関係にあることを知り宮城の海と森を拠点に、全国で講演活動を続けておられます。
『森は海の恋人』
今、その関係を壊さないように私たちができることは何なのか?
11月28日、愛媛県宇和島市にて。海と森、それをつなぐ川。そして周辺で生きる者たちについて。

森と海
それは太古の昔から生命を育む源である。清らかな川で二つが結ばれている限り、永遠に新しい命を生み続けるだろう
(1994・森は海の恋人初版より)

深い森の一番奥に苔むした岩があり、岩の間から最初の一滴が落ち葉の上に落ちる。
耳には、チロチロと落ちて流れる水の音がする。鳥の声。沢を行く風の匂い。
始めの一滴は遠くはるかな場所『海』にたどり着く。『海』はプランクトンを生み、連なるいのちを育む。

森を考えるとき
海と、つなげる川をおもう。

海の環境を守るには、海にそそぐ川、そしてその上流の森を大切にしなければならないと気づいた
海の民。1989年、宮城の海に生きる海の人たちが森に木を植え始めました。
森は海の恋人。人の心に木を植える話、ここから。

講師プロフィール
畠山重篤さん

NPO法人森は海の恋人 理事長
京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授
1943年中国上海生まれ。県立気仙沼水産高校を卒業後、家業の牡蠣養殖業を継ぐ。海の環境を守るには海に注ぐ川、さらにその上流の森を守ることの大切さに気付き、漁師仲間と共に「牡蠣の森を慕う会」を結成(2009年、NPO法人森は海の恋人を設立)。1989年より気仙沼湾に注ぐ大川上流部で、漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人運動」を行っている。同時に、子どもたちを牡蠣養殖場へ招き、海の体験学習を続けている。東日本大震災で牡蠣養施設等の全て失うが、発災直後より、震災後の自然環境を活かした地域づくりを展開している。

第二部 シンポジウム 【常若の心~いのちの繋がりを山川花木と考える~】 


シンポジスト

長野麻子さん プロフィール
株式会社モリアゲ代表(元林野庁木材利用課長)
農水省をやめ、森林業支援のため起業。政策と現場を繋ぐ為、全国を駆け回っている。

岸本吉生さん プロフィール
ものづくり生命文明機構常任幹事 デジタル社会が訪れ、やりたいことが仕事になる時代になりました。自然、文化、生活にわたり、価値がビジネスになり地域が元気になります。30年以上霞が関に勤務し、4年前から起業を研究しています。農山漁村、手しごと工芸、小中高生の生きる目的探しと実学教育のお手伝いをしたいと思っています。

申し込み開始日 2022年10月1日

申し込みURL 別格第6番龍光院(formzu.com)
https://ws.formzu.net/sfgen/S69904527/

定員:100名(要申し込み)

主催:  特定非営利活動法人由良野の森
共催:  NPO法人ものづくり生命文明機構
協賛:   アビリティーセンター株式会社   /  株式会社hanafu
協力:  別格6番 龍光院
後援:  愛媛県・宇和島市・宇和島市教育委員会・愛媛県漁業協同組合・愛媛県森林組合連合会・愛媛新聞